愛してる

陽毬を助けるために世界を変えようとする冠葉。冠葉のやり方では陽毬を救えないという晶馬。対峙する二人を乗せ、運命の列車は走り出した。
そんな彼らの前に苹果が姿を表わした。彼女は桃果の日記に記されていた呪文を使って、陽毬を救うと告げる。呪文を使えば、代償として呪いの炎に焼かれるという眞悧の言葉にも怯まず、苹果は陽毬を救いたい一心で呪文を使おうとする。

運命の至る場所

冠葉と別れてから意識を失った陽毬は、東鴎病院に搬送されていた。報せを聞いて病院に駆けつけた晶馬は、鷲塚医師から、陽毬が搬送中にうわごとで冠葉の名前を呼んでいたと聞かされる。
一方、冠葉は、眞悧のキセキのような力を目にしていた。これなら陽毬の命を救えると確信した冠葉は、眞悧の求めに応じることに。だが、鷲塚医師の診断では、陽毬に残された時間はあとわずかしかなかった。

美しい棺

薬代を稼ぐために、冠葉がかつて父が所属していた組織の残党と行動をともにしていると知った陽毬。彼女は命に代えても冠葉を止めると誓い、組織と行動を共にする冠葉の元に身を寄せていた。
だが冠葉は、薬が効かなくなった陽毬を救うために、眞悧の計画に従う決意を固める。彼は自分はもう死んでもいいからと懸命に訴える陽毬を残して、池袋駅へと向かうのだった。

僕たちが選ぶ運命のドア

苹果の前に、週刊誌の記者だと名乗る男が現れた。昔起きた事件の被害者の遺族にインタビューして回っているのだというその男は、実行犯である高倉剣山の家で他人の子どもたちが兄弟妹として暮らしていることも突き止めていたのだった。
苹果いわく悪趣味な腕時計をしている記者は、陽毬の元にもやって来る。高額な治療費の出所を聞かされ、陽毬は3号と共にとある場所へと向かう。